●落合政勝(1951-2010)
ニューヨークプラット芸術工科大学 建築学部 大学院修了。
以後、バウハウス(芸術と技術の統合を目指した新しい造形教育で著名)の指導者であり、マンハッタンに設計事務所を構えるマルセル・ブロイヤーに師事し、5年間著名な建築家がひしめき合うニューヨークで建築家としての基本姿勢を確立。帰国後、駒沢オリンピック競技場や国立歴史民族博物館等の設計者 芦原義信のもとで多数のプロジェクトに関わる。
一方、ニューヨーク ソーホーでの個展をきっかけに、多分野の芸術家グループ リフレクションを結成し、活動を続けた。(約550名の芸術家が参加)このような経験をもとに、自然とエンタテイメントの総合芸術公園 倉敷チボリ公園建設のチーフディレクターとして、施設作りやデザインに総括的な立場で関わった。
チボリ公園での設計をきかっけに、洗練されたデザインを目指す姿勢を改め、洗練された感性をデザイン化する姿勢へと変化した。また、実際に使う人の立場になって徹底的につきつめる努力を惜しまなかった。その結果、国内初のJAS有機空間第1号認証となる菊水日本酒文化研究所(新潟県新発田市)を生み出すことになった。
建築設計を中心に地域まちづくり計画、テーマパーク計画、インテリアデザインなど、自然と共生した人に優しい空間作りをテーマとして活動し、多くの作品を残した。