ワンストップサービス

 ある日、こんなことが起こったら、どうしますか?退職した元社員が、「未払いの残業代がある。すぐに払わないと訴えるぞ」と、いってきました。

 ”訴える=弁護士”、”さかのぼって行う会計処理=税理士”、”社内規定上の確認=社労士”、と、考えてそれぞれの先生のところに相談に行きます。そうすると、それぞれアドバイスはもらえるものの、法律上、他の士業の領域に踏み込んだアドバイスを行うことが出来ないため、バラバラな回答を得ます。そうこうしているうちに時間が経過し、打つ手がどんどんなくなって追い詰められて…。日本の法律上では労働者保護が優先されるため、結果的に敗訴、と、いうのが一般的な話です。

 もし、初めから弁護士、税理士、社労士が同じテーブルに着いて話していれば、全然違う結果になったのではないでしょうか。一番知りたかったことは、それぞれの専門領域が交わった部分なのです。

 ワンストップサービスは、上記のような対策が目的ではありません。普段から定期的に、複数の士業の先生と会うことを通じて、潜在化している問題点を浮かび上がらせて、トラブルや事故が起こる前に対策を講じます。また、業界や会社では当たり前と考えていた常識や慣習を超える複数の目を持つことで、気が付かなかった強みを活かして新製品を作ったり違う会社や業種とコラボしたりする差別化をスピーディーに進めることを目的にしています。

支援サービスの内容

  私たちは、経営資源を”人”、”もの”、”金”、”情報”の4つと考えています。これらを有効に活かすため、まず現状分析を一緒に行い、そこからどうするか、問題設定、目標設定をオーダーメイド型で進めていきます。

「人」の検討

 リベラルアーツを中心とした知的要素のトレーニング、営業研修、ビジネスマナー研修、コンプライアンス研修など

「もの」の検討

 経営権(株式)対策、機材・設備等の資産対策、賃貸物件最適化、不動産有効活用 など

「金」の検討

 固定費・変動費分析によるお金の流れ講座、税金対策、資金対策、すぐ読める決算書の読み方など

「情報」の検討

 各種ソフトの提供(オーダーメイド)、ビッグデータ活用方法、AI活用、データの読み方、ソーシャル・デザインの支援など

支援サービスの提供方法

月1回の定例訪問サービス(士業2名を含めた3名体制)を行います。

 基本的には、経営者との面談形式が中心となりますが、工場や現場の見学、社員との面談など、いろいろな形でアプローチすることを通じて、一緒に働いて楽しい会社、地域から愛される会社作りのサポートをします。

 また、必要に応じて、取引先の紹介や官公庁との折衝なども行います。


支援サービスの料金

¥300,000円/月(税込)

*交通費や出張費など諸経費は、別途ご請求することはございませんが、イレギュラーな形で複数回訪問する場合などは、別途協議のうえ料金をご相談させていただくことがございます。

  

   


  著名なコンサルタント会社系では、コンサルタントの場合、主にヒアリング後、報告書という形で提案・改善を示すという形が一般的です。その報告書は、数百パージにおよび、料金も300万円~3,000万円と高額な割に、直接業務に役立つ内容は10ページ程度である場合がほとんどです。このような短期型・問題解決型のコンサルティングではなく、長期型・問題共有型のパートナーサービスをご提供させていただきます。